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ご挨拶

  例えば「あなたの日常に迫る危険は?」と問われたとしたら……。
その回答の大半が交通事故や泥棒、痴漢被害或いは私的な問題(人間関係)のようです。
  世界有数の平和大国「日本」。これはこの国に生まれ育った国民性と言っても過言ではありません。私達が自然に覚えた「母語」のように、「安全」という意識もまた深く根付いているのです。

  私はこれまでに、先進国はもとより途上国へと行く機会も頻繁にありました。しかしどの国に行ってみても、確かに日本という国は平和であると改めて感じるのです。なぜなら、例えば渋谷を歩いている女子高生くらいの若い女の子ですら、セーフティーそしてセキュリティーというその重要性を認識しているからです。特に先進国では、セキュリティーの専門員を専属に配置している団体がほとんどです。それは数々の映画のシーンでも多く目にすることができますね。
  生命や信用、情報や金銭などといった「有形無形の財産」は、昨今の急速なインフォメーションテクノロジーの進化に伴い普及した、高度で且つ安価なIT機器を駆使した情報技術を前にして、いとも簡単に奪われてしまう時代なのです。そうして流出した情報は姿形を変え、直接的或いは間接的に、いつか我々を脅かす最大の脅威とも成り得ます。
  では、先進国「日本」はその脅威を的確に捉えていると言えるでしょうか?
  先述のとおり、私自身が日本は確かに安全であると感じます。しかしその安全は所詮「表面的」な安全であることに気付かねばなりません。この国に生き、自然に身に付いた安全の意識。逆にその意識こそが仇ともなっているのだと。
  鎖国という独特な歴史を持ち、そして島国という地で育み護られてきた有数の素晴らしい伝統や文化がある反面、その“日本人”という真面目気質が今日まで築き上げてきた「治安国家“日本”」が誇るセキュリティーレベルの水面下崩壊に、未だ気付かない人が多いのも事実です。

   「ジャパニーズスタンダードはグローバルスタンダードに非ず」

  強固に見えるもの程、意外に足下や内からの侵略に弱いものです。そしてそれらはただ一見しただけでは非常に判り難い。それを内からも外からも正確に判別し、的確に対処する。さらには今後起こり得るであろう、あらゆる脅威からもお客様をお護りする。それが私達トップセキュリティーの本懐であり、私達だからこそ出来るのだと私は考えます。
  私達の「活動」そして「存在」という確固たる事実が、まだまだ大きく遅れをとっている日本の危機管理意識への警笛となり、更なる意識改革そして向上・発展へと繋がることを確信しています。

株式会社トップセキュリティー  代表取締役