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盗聴・盗撮の動機

   多くの場合「興味本位」「犯罪の一次的な利用」「証拠収集」「産業スパイ」に分類されます。
例えば……

  1. 女性の下着姿・裸体などを盗み見る為
  2. 男女の営みを盗み見る或いは盗み聴く為

  3.    …など、個人の欲求を満たす為の「興味本位」によるもの。ただし彼らが「営利」や「脅迫」或いは「ストーカー行為」など、別の目的にエスカレートした場合には犯罪につながる可能性も充分に考えられる。


  4. 「空き巣」「強盗」「脅迫」などの為に事前情報を得る為
  5. 「情報売買」などの為の直接的「(データ)盗聴」行為
  6. ストーカーなど、対象者の素性を把握・管理する為

  7.    …など、知り得た情報を犯罪の為に二次的に利用することを目的としているだけに、個人情報のプライバシー侵害はもとより、最も多く犯罪につながるケースといえる。


  8. 調査業としての探偵が「証拠収集」の為に行う「盗聴」「盗撮」行為
  9. 企業の派閥闘争や人事、資金運用情報や株主総会対策などをはじめ、競売物件情報や新製品の開発・価格情報など、事前に知ることで優位な立場を得、場合によっては莫大な利益を得る為

  …特に重要な情報を知り得る企業のキーパーソンについては、その自宅や宿泊先が狙われるケースが多発しています。その他、その利用目的は多数ありますが、「自分が(盗聴や盗撮をされていることに)気付かないなら構わない」などと言えるケースなど一つもありません。

   例えば赤ちゃんを監視する「ベビーカメラ」などは玩具店などでも購入することができます。しかし本来の使用目的を無視して使用すれば、それすら「盗撮カメラ」として悪事利用も可能ですし、それらの多くが無線を利用していることから、周波数帯さえ合わせれば屋外からでも容易にその様子を伺い知ることだってできます。ほんの少しだけ視点を変えて見るだけで、至る所に危険個所が存在していることに気付くはずです。